1. [誤り]頭痛は更年期障害における精神神経症状・自律神経症状の一つであり、エストロゲン低下に伴う自律神経の不安定化により生じる。緊張型頭痛や片頭痛として現れることがあり、更年期障害の不定愁訴の一つである。
2. [誤り]動悸は更年期障害における自律神経症状の一つであり、エストロゲン低下による交感神経の過活動により生じる。突然の心拍数増加や胸部の不快感として自覚される。血管運動神経症状に分類される。
3. [正解]**正しい(症状でない)。** 咳嗽(せき)は呼吸器疾患の症状であり、更年期障害の症状には含まれない。更年期障害はエストロゲンの急激な低下により自律神経症状や精神神経症状を呈するが、呼吸器系の器質的症状は生じない。咳嗽は気管支炎、肺炎、気管支喘息などでみられる。
4. [誤り]ホットフラッシュ(のぼせ・ほてり)は更年期障害の最も特徴的な血管運動神経症状である。エストロゲン低下により体温調節中枢の機能が障害され、顔面や上半身の発赤・熱感を伴う。更年期女性の約60〜80%に出現するとされる。
| 分類 | 更年期障害の主な症状 |
|:---|:---|
| 血管運動神経症状 | ホットフラッシュ、発汗、動悸 |
| 精神神経症状 | 頭痛、不眠、イライラ、抑うつ、不安 |
| 泌尿生殖器症状 | 腟乾燥、頻尿 |
| 含まれない症状 | 咳嗽(呼吸器症状) |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 更年期障害の症状分類</p>