1. [正解]パニック障害では突然の強い不安発作(パニック発作)が繰り返し起こり、息苦しさ(呼吸困難・窒息感)が代表的な身体症状として出現する。パニック発作時には動悸、発汗、めまい、胸痛、死の恐怖なども伴い、発作は予期しない状況で突然起こる。通常10〜20分程度でピークに達し、30分〜1時間以内に消退する。
2. [誤り]嗄声(声がれ)は声帯ポリープ、反回神経麻痺、喉頭癌などの喉頭疾患の症状であり、パニック障害ではみられない。パニック障害は不安障害であり、喉頭の器質的・機能的変化は生じない。
3. [誤り]妄想は統合失調症の陽性症状として代表的であり、関係妄想・被害妄想・注察妄想などがみられる。パニック障害は不安障害であり、妄想は生じない。パニック障害では現実認知は保たれている。
4. [誤り]幻聴は統合失調症の陽性症状として代表的であり、自分の悪口が聞こえる、命令する声が聞こえるなどの体験がある。パニック障害は不安障害であり、幻聴は生じない。