1. [誤り]ヒステリー(転換性障害/解離性障害)の主症状は失立・失歩・失声などの転換症状や解離症状であり、自殺念慮はうつ病に特徴的な症状である。ヒステリーでは心理的葛藤が身体症状に転換される。
2. [誤り]躁うつ病(双極性障害)の主症状は気分の高揚(躁状態)と抑うつ気分(うつ状態)の周期的変動である。過呼吸発作は過換気症候群に関連する症状であり、躁うつ病の主症状ではない。
3. [誤り]不安神経症(全般性不安障害)の主症状は理由のない強い不安、パニック発作、動悸、発汗などであり、感情の高揚は躁病に特徴的な症状である。不安神経症と躁病は全く異なる病態。
4. [正解]統合失調症では自我障害が特徴的にみられる。自我障害とは自我の境界が曖昧になる症状であり、させられ体験(作為体験)、思考奪取(考えが抜き取られる)、思考吹入(考えを吹き込まれる)、つつ抜け体験などが含まれる。これらは統合失調症の陽性症状として重要である。