第13章 その他の領域 / H. 精神科疾患
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Question
問題 1429 失立・失歩がみらるのはどれか。
  1. 1不安神経症不正解
  2. 2恐怖症不正解
  3. 3抑うつ神経症不正解
  4. 4ヒステリー正解!
Explanation
解説
1. [誤り]不安神経症(全般性不安障害)は理由のない強い不安やパニック発作が主症状であり、失立・失歩のような運動麻痺は呈さない。自律神経症状として動悸、発汗、振戦などがみられる。
2. [誤り]恐怖症は特定の対象や状況に対する過度の恐怖と回避行動が主症状であり、失立・失歩は呈さない。対人恐怖、高所恐怖、閉所恐怖などがある。
3. [誤り]抑うつ神経症は持続的な抑うつ気分が主症状であり、失立・失歩は呈さない。うつ病ほど重症ではないが気分の落ち込みが続く状態である。
4. [正解]失立・失歩はヒステリー(転換性障害)の代表的な転換症状である。心理的葛藤が身体症状に転換され、器質的異常がないにもかかわらず立てない・歩けないといった運動障害が出現する。ヒステリーの転換症状としてはほかに失声、失明、痙攣発作、四肢の麻痺などがある。現実吟味力は保持されており、症状の背景に心理的要因が認められる。
Key Points
ポイント
  • 失立・失歩はヒステリー(転換性障害)の転換症状であり、心理的葛藤が身体症状に変換されたもの。器質的異常はないが運動障害が出現する。不安神経症は不安、恐怖症は特定対象への恐怖、抑うつ神経症は抑うつ気分が主症状であり、それぞれ転換症状は呈さない。
  • 重要用語: ヒステリー, 転換症状, 失立・失歩, 不安神経症, 恐怖症 を正確に理解しておくこと。
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