第13章 その他の領域 / H. 精神科疾患
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Question
問題 1426 病態と原因物質との組合せで正しいのはどれか。
  1. 1振戦せん妄 - アルコール正解!
  2. 2パーキンソン症候群 - ストレプトマイシン不正解
  3. 3スモン - ペニシリン不正解
  4. 4難聴 - 副腎皮質ホルモン不正解
Explanation
解説
1. [正解]振戦せん妄はアルコール依存症患者が断酒した際に出現する離脱症状の一つである。断酒後2〜3日で出現し、手指などの振戦、発汗、幻覚(小動物幻視が特徴的)、意識障害を呈する。アルコール依存症の離脱症状としてはそのほかに悪寒、不眠、不安、抑うつなどもみられる。
2. [誤り]薬剤性パーキンソン症候群の原因はフェノチアジン系などの向精神薬やドパミン拮抗薬である。ストレプトマイシンはアミノグリコシド系抗菌薬であり、難聴(聴覚障害)の原因となる。
3. [誤り]スモン(亜急性脊髄視神経末梢神経障害)の原因はキノホルム(整腸剤)であり、ペニシリンではない。キノホルムの長期服用により下肢のしびれや視力障害をきたす薬害として知られる。
4. [誤り]薬剤性難聴の原因となるのはストレプトマイシンなどのアミノグリコシド系抗菌薬であり、副腎皮質ホルモンではない。副腎皮質ホルモンの副作用としては易感染性、消化管潰瘍、骨粗鬆症、糖尿病などがある。 | 病態 | 正しい原因物質 | |:---|:---| | 振戦せん妄 | アルコール(離脱症状) | | 薬剤性パーキンソン症候群 | 向精神薬(フェノチアジン系等) | | スモン | キノホルム | | 薬剤性難聴 | アミノグリコシド系抗菌薬 | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 病態と原因物質の正しい対応</p>
Key Points
ポイント
  • 振戦せん妄はアルコール離脱症状であり、断酒後に振戦・幻覚・意識障害が出現する。薬剤性パーキンソン症候群の原因は向精神薬、スモンの原因はキノホルム、薬剤性難聴の原因はアミノグリコシド系である。病態と原因物質の正しい対応関係を覚える。
  • 重要用語: 振戦せん妄, アルコール離脱, キノホルム, アミノグリコシド, 向精神薬 を正確に理解しておくこと。
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