1. [正解]**正しい(適切でない症状)。** 誇大妄想は統合失調症や躁病でみられる精神病性症状であり、心気症の症状としては適切でない。心気症は自分の身体の些細な変化を重大な病気と思い込む神経症であるが、現実吟味力を保持しており病識がある点が精神病圏と異なる。誇大妄想は自分の能力や地位を非現実的に過大評価するものであり、心気症の心理とは正反対である。
2. [誤り]心気症では身体への過度の不安から、頭痛を訴えることが多い。身体的愁訴は不定で多愁訴であり、自律神経症状程度で器質的な身体所見は見出せない。
3. [誤り]心気症では自律神経症状として心悸亢進(動悸)を訴えることがある。身体の些細な変化に過敏に反応し、重大な疾患と考えて執拗に訴える。
4. [誤り]心気症では身体感覚への過敏さから四肢のしびれを訴えることがある。検査では器質的異常は見出されないが、患者の訴えは強い。