第13章 その他の領域 / H. 精神科疾患
1 / 3
Question
問題 1423 意識障害でないのはどれか。
  1. 1昏迷不正解
  2. 2傾眠不正解
  3. 3せん妄不正解
  4. 4抑うつ正解!
Explanation
解説
1. [誤り]昏迷は意識障害の一段階であり、強い痛み刺激にのみわずかに反応する高度の意識障害状態である。外界からの刺激に対する反応が著しく低下している。
2. [誤り]傾眠は軽度の意識障害であり、放置すると眠ってしまうが呼びかけなどの刺激で覚醒する状態である。意識障害の段階としては清明と昏睡の中間に位置する。
3. [誤り]せん妄は意識混濁に加えて興奮、幻覚、錯覚を伴う意識障害の一型である。高齢者の入院時や術後、アルコール離脱時などに生じやすい。夜間に増悪することが多い。
4. [正解]**正しい(意識障害でない)。** 抑うつは気分障害(うつ病)の症状であり、意識障害ではない。抑うつ状態では意識は清明であるが、気分の落ち込み・興味の喪失・意欲低下などの精神症状を呈する。うつ病では意識障害や著明な記憶障害を呈することはないとされる。
Key Points
ポイント
  • 抑うつは気分障害の症状であり意識は清明で、意識障害には含まれない。意識障害の段階には傾眠、昏迷、昏睡などがあり、せん妄は意識混濁に興奮・幻覚を伴う特殊な意識障害である。意識障害と精神症状の違いを区別する。
  • 重要用語: 意識障害, 抑うつ, 昏迷, 傾眠, せん妄 を正確に理解しておくこと。
◀ 前の問題 ☰ 目次 次の問題 ▶