第13章 その他の領域 / H. 精神科疾患
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Question
問題 1422 精神科疾患について誤っているのはどれか。
  1. 1不安神経症は過度の不安を主徴とする。不正解
  2. 2心身症では心理的・情動的因子が発生に関与している。不正解
  3. 3躁うつ病では正常状態に復する時期がある。不正解
  4. 4精神分裂病は初老期に発病することが多い。正解!
Explanation
解説
1. [誤り]不安神経症(全般性不安障害)は明確な対象なく持続する過度の不安・心配を主徴とする神経症性障害であり、正しい記述である。抗不安薬が有効で、自律神経症状や随意筋の緊張を伴う。
2. [誤り]心身症は身体疾患のなかでその発症や経過に心理社会的因子が密接に関与し、器質性ないし機能性障害が認められる病態であり、正しい記述である。約30〜40%の患者で心理社会的因子が関係している。
3. [誤り]躁うつ病(双極性障害)では躁状態とうつ状態の間に寛解期があり、病前の状態や人格水準を回復する時期が存在する。残遺状態を呈することがないのが特徴であり、正しい記述である。
4. [正解]**正しい(誤っている記述)。** 精神分裂病(現・統合失調症)は思春期から青年期に初発することが多い疾患であり、初老期に発病することが多いという記述は誤りである。生涯有病率は約1%であり、地域・文化による差はない。幻覚・妄想などの陽性症状と感情の平板化・意欲の欠如などの陰性症状を呈する。
Key Points
ポイント
  • 統合失調症(旧・精神分裂病)は思春期〜青年期に好発する疾患であり、初老期発症は誤り。不安神経症は過度の不安が主症状、心身症は心理社会的因子が身体疾患の発症に関与、躁うつ病は寛解期に正常状態に復する。各精神科疾患の好発年齢と特徴を整理しておく。
  • 重要用語: 統合失調症, 思春期・青年期, 不安神経症, 心身症, 躁うつ病 を正確に理解しておくこと。
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