第13章 その他の領域 / G. 耳鼻科疾患
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Question
問題 1416 重症筋無力症の初発症状はどれか。
  1. 1耳鳴り不正解
  2. 2眼瞼下垂正解!
  3. 3兎眼不正解
  4. 4構音障害不正解
Explanation
解説
1. [誤り]耳鳴りは内耳疾患(メニエール病、突発性難聴など)の症状であり、重症筋無力症の初発症状ではない。重症筋無力症は神経筋接合部の障害であり、内耳機能には影響しない。
2. [正解]重症筋無力症の初発症状として眼瞼下垂が最も多い。重症筋無力症は神経筋接合部のアセチルコリン受容体に対する自己抗体により骨格筋の筋力低下をきたす自己免疫疾患である。外眼筋は最も障害されやすい筋であり、眼瞼下垂や複視が初発症状として高頻度にみられる。眼筋型から始まり全身型に進展することもある。
3. [誤り]兎眼は顔面神経麻痺により閉眼が不能となる所見であり、重症筋無力症の初発症状ではない。顔面神経麻痺ではベル麻痺が最も多い原因である。
4. [誤り]構音障害は重症筋無力症の全身型で球麻痺症状として生じうるが、初発症状としては眼瞼下垂の方が頻度が高い。構音障害は咽喉頭筋の筋力低下により生じる。
Key Points
ポイント
  • 重症筋無力症の初発症状は眼瞼下垂が最多であり、複視とともに眼筋型の症状として出現する。神経筋接合部のアセチルコリン受容体に対する自己抗体による自己免疫疾患である。耳鳴りは内耳疾患、兎眼は顔面神経麻痺の症状であり鑑別する。
  • 重要用語: 重症筋無力症, 眼瞼下垂, アセチルコリン受容体, 自己抗体, 兎眼 を正確に理解しておくこと。
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