第13章 その他の領域 / G. 耳鼻科疾患
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Question
問題 1412 突発性難聴で正しい記述はどれか。
  1. 1流行性耳下腺炎が原因である。不正解
  2. 2めまいを伴うと予後は悪い。正解!
  3. 3同時に両耳に起こることが多い。不正解
  4. 4副腎皮質ステロイドの使用は避ける。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]突発性難聴は原因不明の急性感音難聴である。流行性耳下腺炎(ムンプス)による難聴はムンプス難聴として別に分類される。突発性難聴の原因としてはウイルス感染説や内耳血流障害説が有力であるが確定していない。
2. [正解]突発性難聴にめまいを伴う場合は、蝸牛だけでなく前庭機能も障害されていることを示しており、内耳障害がより広範であるため予後が悪い。めまいの有無は突発性難聴の予後予測因子として重要である。発症から2週間以内に治療を開始すれば聴力改善の可能性があるが、1か月を過ぎると改善の可能性は低くなる。
3. [誤り]突発性難聴は通常一側性(片側)に発症する。同時に両耳に起こることは極めてまれである。一側性の急性感音難聴が突発性難聴の典型的な発症パターンである。
4. [誤り]副腎皮質ステロイドの早期投与は突発性難聴の標準的治療の一つであり、避けるべきではない。安静と循環改善薬の投与とともに、ステロイドの全身投与が行われる。
Key Points
ポイント
  • 突発性難聴はめまいを伴うと予後不良である(内耳障害がより広範)。原因不明の一側性急性感音難聴であり、ムンプス難聴とは区別される。治療にはステロイド早期投与が有効。発症から2週間以内の治療開始が聴力改善の鍵。
  • 重要用語: 突発性難聴, めまい合併, 予後不良, ステロイド, 早期治療 を正確に理解しておくこと。
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