1. [誤り]突発性難聴に明確な性差はなく、男女ほぼ同等に発症する。女性に多いとはいえない。年間に約2万人が診断を受けている。
2. [誤り]突発性難聴では約半数にめまい(眩暈)を伴うことがあり、眩暈がないとは言えない。ただし突発性難聴のめまいは一回性であり、メニエール病のように反復しないのが鑑別点である。
3. [誤り]突発性難聴は内耳の障害による感音難聴であり、伝音難聴ではない。突然に高度の感音難聴が発生する。伝音難聴は外耳から中耳の障害(中耳炎、耳硬化症など)で生じるものである。
4. [正解]突発性難聴の治療では安静と内耳の循環改善が目標とされる。内耳血流障害が原因の一つと考えられており、循環改善薬の投与が有効である。抗ウイルス薬や高気圧酸素治療なども試みられる。発症から2週間以内に治療を開始すれば聴力改善の可能性があり、1か月を過ぎると改善の可能性は低い。