第13章 その他の領域 / G. 耳鼻科疾患
1 / 3
Question
問題 1399 アレルギー性鼻炎の三徴候でないのはどれか。
  1. 1発作性のくしゃみ不正解
  2. 2鼻出血正解!
  3. 3鼻閉不正解
  4. 4水様性鼻汁不正解
Explanation
解説
1. [誤り]発作性反復性のくしゃみはアレルギー性鼻炎の三主徴の一つである。ダニや花粉などの吸入性抗原が鼻粘膜で肥満細胞上のIgE抗体と反応し、遊離されたヒスタミンが感覚神経を刺激してくしゃみが誘発される。
2. [正解]**正しい(三徴候でない)。** 鼻出血はアレルギー性鼻炎の三主徴には含まれない。鼻出血はキーゼルバッハ部位(鼻中隔前下方の血管が豊富な部位)からの出血が最も多く、高血圧や外傷、鼻腔の粘膜乾燥などが原因となる。アレルギー性鼻炎とは病態が異なる。
3. [誤り]鼻閉はアレルギー性鼻炎の三主徴の一つである。アレルギー反応により鼻粘膜の間質浮腫と容積血管の拡張が生じ、鼻腔が狭窄して鼻閉が起こる。
4. [誤り]水様性鼻汁はアレルギー性鼻炎の三主徴の一つである。ヒスタミンの刺激により副交感神経を介する反射が生じ、鼻漏過多(水様性鼻汁)が起こる。
Key Points
ポイント
  • アレルギー性鼻炎の三主徴は「発作性くしゃみ」「水様性鼻汁」「鼻閉」であり、鼻出血は含まれない。I型アレルギー反応によりヒスタミンが遊離され、くしゃみ・鼻漏・鼻閉が生じる。鼻出血はキーゼルバッハ部位からの出血が多く別の病態である。
  • 重要用語: アレルギー性鼻炎, 三主徴, くしゃみ, 水様性鼻汁, 鼻閉 を正確に理解しておくこと。
◀ 前の問題 ☰ 目次 次の問題 ▶