第13章 その他の領域 / G. 耳鼻科疾患
1 / 3
Question
問題 1398 扁桃肥大でみられない症状はどれか。
  1. 1いびき不正解
  2. 2難聴不正解
  3. 3アデノイド顔貌不正解
  4. 4嗄声正解!
Explanation
解説
1. [誤り]扁桃・アデノイドの肥大により上気道が狭窄するため、いびきが生じる。睡眠時無呼吸症候群の原因にもなり、小児ではアデノイド肥大が重要な原因である。
2. [誤り]アデノイド肥大が耳管開口部を圧迫・閉塞することで滲出性中耳炎を引き起こし、伝音難聴をきたすことがある。小児の難聴の原因としてアデノイド肥大は重要である。
3. [誤り]アデノイド肥大による鼻閉のため口呼吸が習慣化し、特有のアデノイド顔貌(口唇の開放、顔面の延長、上顎前突など)がみられる。成長期の小児に特に問題となる。
4. [正解]**正しい(みられない症状)。** 嗄声(声がれ)は声帯の障害(声帯ポリープ、反回神経麻痺、喉頭癌など)によって生じる症状であり、扁桃肥大の症状ではない。扁桃は中咽頭に位置し、声帯は喉頭にあるため、扁桃の肥大が直接声帯に影響を及ぼすことは通常ない。
Key Points
ポイント
  • 嗄声は声帯の障害による症状であり、扁桃肥大ではみられない。扁桃肥大の主な症状はいびき・睡眠時無呼吸・嚥下障害であり、アデノイド肥大では耳管閉塞による伝音難聴やアデノイド顔貌が加わる。嗄声の原因としては声帯ポリープや反回神経麻痺を想起する。
  • 重要用語: 嗄声, 扁桃肥大, アデノイド顔貌, 伝音難聴, 声帯障害 を正確に理解しておくこと。
◀ 前の問題 ☰ 目次 次の問題 ▶