第13章 その他の領域 / G. 耳鼻科疾患
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Question
問題 1396 突発性難聴の症状で適切でないのはどれか。
  1. 1伝音難聴正解!
  2. 2耳鳴り不正解
  3. 3耳の閉塞感不正解
  4. 4めまい不正解
Explanation
解説
1. [正解]突発性難聴は内耳(蝸牛)の障害により突然発症する感音難聴であり、伝音難聴ではない。感音難聴は内耳(蝸牛の有毛細胞)や聴神経の障害で生じ、音を感知・伝達する機能が障害される。一方、伝音難聴は外耳や中耳の障害(鼓膜穿孔、耳小骨の障害など)で生じ、音を内耳に伝える機能が障害される。両者は病変部位が全く異なる。
2. [誤り]突発性難聴では内耳の有毛細胞や聴神経の障害に伴い、耳鳴がしばしば出現する。高音性または低音性の耳鳴が持続し、患者の苦痛となることが多い。耳鳴の有無や性状は診断や予後判定の参考となる。
3. [誤り]突発性難聴では患側の耳に閉塞感(耳が詰まった感じ、耳閉感)を訴えることが多い。これは内耳の機能障害により生じる自覚症状であり、聴力低下とともに出現する。
4. [誤り]突発性難聴では内耳の前庭・半規管(平衡感覚を司る部位)も同時に障害されることがあり、回転性めまいや浮動感を伴うことがある。めまいを伴う例は伴わない例に比べて予後がやや不良とされる。
Key Points
ポイント
  • 難聴の分類を正確に理解する。感音難聴(内耳・聴神経の障害)と伝音難聴(外耳・中耳の障害)は病変部位が異なり、治療法も異なる。
  • 突発性難聴は発症から2週間以内の早期治療開始が聴力回復の鍵となる。1ヵ月を過ぎると改善の可能性は低い。
  • 重要用語: 突発性難聴, 感音難聴, 伝音難聴, 内耳障害, 早期治療 を正確に理解しておくこと。
難聴の種類病変部位原因疾患例特徴
感音難聴内耳、聴神経突発性難聴、メニエール病補聴器の効果低い
伝音難聴外耳、中耳中耳炎、耳硬化症補聴器の効果高い
混合性難聴両方慢性中耳炎+内耳障害両方の特徴
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