1. [誤り]アレルギー性鼻炎では、花粉やダニなどのアレルゲンが鼻粘膜に付着すると、感覚神経を刺激して反射的に発作性の連続したくしゃみが出現する。これはアレルギー性鼻炎の三主徴の一つであり、極めて特徴的な症状である。
2. [誤り]I型アレルギー反応により肥満細胞からヒスタミンなどが遊離され、血管透過性が亢進し鼻腺から大量の透明な水様性鼻汁が分泌される。これもアレルギー性鼻炎の三主徴の一つである。細菌性の鼻炎では膿性の鼻汁となるが、アレルギー性では透明な水様性である点が特徴的である。
3. [誤り]アレルギー反応により鼻粘膜に浮腫が生じ、また大量の鼻汁分泌により鼻腔が閉塞し、鼻閉(鼻づまり)が生じる。これもアレルギー性鼻炎の三主徴の一つであり、患者のQOLを大きく低下させる症状である。
4. [正解]鼻出血はアレルギー性鼻炎の典型的症状ではない。鼻出血は鼻粘膜の外傷(鼻をほじる、強く鼻をかむなど)、高血圧、血液疾患(白血病、血友病など)、鼻腔腫瘍などで生じる。アレルギー性鼻炎では鼻粘膜の炎症はあるが、通常は出血を伴わない。