第13章 その他の領域 / G. 耳鼻科疾患
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Question
問題 1392 メニエール病でみられない症状はどれか。
  1. 1耳鳴不正解
  2. 2難聴不正解
  3. 3耳漏正解!
  4. 4めまい不正解
Explanation
解説
1. [誤り]耳鳴はメニエール病の三主徴の一つであり、低音性の耳鳴がめまい発作時に増強するのが特徴である。発作間欠期にも耳鳴が持続することがあり、患者の苦痛となる。内リンパ水腫による内耳圧の変動が原因と考えられる。
2. [誤り]感音難聴はメニエール病の三主徴の一つであり、初期には低音域(250~1000Hz)の変動性難聴を呈する。聴力は発作後に改善と悪化を繰り返すが、発作を繰り返すごとに徐々に固定性難聴に移行し、全音域に及ぶようになる。
3. [正解]耳漏(耳だれ)はメニエール病ではみられない。耳漏は鼓膜穿孔を伴う中耳の炎症性疾患(急性中耳炎、慢性中耳炎など)で認められる症状である。メニエール病は内耳の内リンパ水腫が病態であり、鼓膜や中耳腔には病変がないため耳漏は生じない。
4. [誤り]回転性めまいはメニエール病の最も特徴的な症状であり、突然発症し数十分から数時間持続する。自分や周囲がぐるぐる回る感覚があり、悪心・嘔吐、冷汗を伴うことが多い。発作は反復性で、片側性に始まることが多い。
Key Points
ポイント
  • メニエール病の三主徴(回転性めまい、感音難聴、耳鳴)を正確に覚える。これらが反復して出現するのが特徴である。
  • 耳漏の有無で内耳疾患と中耳疾患を鑑別できる。内耳疾患(メニエール病、突発性難聴など)では耳漏はなく、中耳疾患(中耳炎)では耳漏がある。
  • 重要用語: メニエール病, 内リンパ水腫, 回転性めまい, 感音難聴, 耳鳴 を正確に理解しておくこと。
疾患病変部位めまい難聴耳漏
メニエール病内耳回転性、反復性感音性、変動性なし
急性中耳炎中耳なし伝音性あり(穿孔時)
突発性難聴内耳あることも感音性、突発性なし
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