第13章 その他の領域 / F. 眼科疾患
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Question
問題 1384 緑内障について正しいのはどれか。
  1. 1水晶体が混濁する。不正解
  2. 2細菌感染症である。不正解
  3. 3急性発作では頭痛を伴う。正解!
  4. 4中心視野は初期から障害される。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]水晶体が混濁するのは白内障の病態である。緑内障は眼圧上昇による視神経障害が本態であり、水晶体の変化ではない。白内障と緑内障は名称が似ているが病態は全く異なる。
2. [誤り]緑内障は細菌感染症ではない。原発性・続発性・先天性に分類され、房水の排出障害による眼圧上昇が主な成因である。細菌感染で生じるのは細菌性結膜炎や細菌性角膜炎である。
3. [正解]緑内障急性発作(急性閉塞隅角緑内障)では、眼圧が急速に上昇し、激しい眼痛、頭痛、嘔気、嘔吐、霧視、充血などが起きる。頭痛が主訴となることがあり、くも膜下出血や片頭痛と誤診されることもあるため注意が必要である。急性発作は眼科的緊急疾患であり、速やかな眼圧下降治療が必要となる。
4. [誤り]緑内障では中心視野は比較的最後まで残り、初期には周辺視野(鼻側)から障害が始まる。このため視野障害や視力低下を自覚するのはかなり末期になってからのことが多く、早期発見が困難な理由となっている。
Key Points
ポイント
  • 緑内障急性発作では眼痛・頭痛・嘔気が生じ、くも膜下出血や片頭痛との鑑別が重要。初期の視野障害は周辺視野(鼻側)から始まり、中心視野は末期まで残るため自覚症状に乏しい。水晶体混濁は白内障の病態であり混同しない。
  • 重要用語: 緑内障急性発作, 頭痛, 周辺視野障害, 白内障 を正確に理解しておくこと。
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