第13章 その他の領域 / E. 皮膚科疾患
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Question
問題 1362 帯状庖疹について誤っているのはどれか。
  1. 1皮膚に水泡を生じる。不正解
  2. 2発症部位は下肢に多い。正解!
  3. 3抗ウイルス剤が投与される。不正解
  4. 4知覚過敏を伴う。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]帯状疱疹では皮膚に水疱(水泡)を生じる。紅斑上に集簇する小水疱が帯状に出現するのが典型的な皮疹である。水疱は通常2~3週間で痂皮化して治癒する。水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化により神経走行に沿って水疱が形成される。
2. [正解]**正しい(誤りの選択肢)。** 帯状疱疹の好発部位は胸部(肋間神経領域)が最も多く、全体の約50~70%を占める。下肢は帯状疱疹の好発部位ではない。好発部位の順は胸部>頭頸部(三叉神経領域)>腰仙部であり、下肢に発症する頻度はかなり低い。腰仙部の神経節が再活性化した場合に殿部~下肢に発症することはあるが一般的ではない。
3. [誤り]帯状疱疹にはアシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビルなどの抗ウイルス薬が投与される。発症後72時間以内に投与を開始すると、水疱の拡大抑制、疼痛軽減、帯状疱疹後神経痛の予防に効果がある。重症例では点滴静注(アシクロビル静注)も行われる。
4. [誤り]帯状疱疹では皮疹の出現に先行または同時に、罹患神経支配領域に知覚過敏や神経痛様の疼痛がみられる。触れただけで痛みを感じるアロディニア(異痛症)も起こりうる。水疱消退後も帯状疱疹後神経痛として疼痛が遷延することがある。
Key Points
ポイント
  • 帯状疱疹の好発部位は胸部(肋間神経領域)であり、下肢ではない。片側性・帯状の水疱と神経痛様疼痛が特徴。
  • 抗ウイルス薬(アシクロビルなど)が有効で、早期投与(72時間以内)が重要。知覚過敏・疼痛は水疱消退後も遷延しうる。
  • 重要用語: 帯状疱疹, 胸部好発, 抗ウイルス薬, 知覚過敏, 帯状疱疹後神経痛 を正確に理解しておくこと。
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