第13章 その他の領域 / E. 皮膚科疾患
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Question
問題 1359 アトピー性皮膚炎について正しい記述はどれか。
  1. 1小児の疾患である。不正解
  2. 2有病率は減少傾向にある。不正解
  3. 3Ⅱ型アレルギー反応である。不正解
  4. 4環境因子が関与する。正解!
Explanation
解説
1. [誤り]アトピー性皮膚炎は小児に多いが、成人にもみられる疾患である。教科書には「本来は思春期頃までに軽快するが、成人まで持ち越すことや、成人で発症することもある」と記載されている。乳幼児期に発症することが多いが、小児限定の疾患ではない。年齢によって症状が変化する。
2. [誤り]アトピー性皮膚炎の有病率は増加傾向にある。教科書には「罹患率は、学童で6~8%、一般人口で1~3%である」と記載されており、近年の疫学調査では増加傾向が指摘されている。環境因子の変化(住環境の気密化、食生活の変化など)が増加の一因と考えられている。
3. [誤り]アトピー性皮膚炎はIgEが関与するI型アレルギー反応であり、II型(細胞障害型)ではない。教科書には「アレルギー性鼻炎や気管支喘息との合併が多いこと、血清IgE値が高いこと、特異的IgE抗体が存在することなどから、I型アレルギー機序の関与が考えられている」と明記されている。
4. [正解]アトピー性皮膚炎は遺伝的素因に加え、環境因子(ダニ、ハウスダスト、食物アレルゲン、ストレス、気候など)が関与して発症・増悪する。教科書には「日常の生活環境や全身の清潔を保つことが大切である」と記載されており、環境整備が治療の基本となる。アレルゲンの除去、皮膚の清潔保持、保湿などが重要である。
Key Points
ポイント
  • アトピー性皮膚炎は遺伝的素因と環境因子の両方が関与する多因子疾患であり、IgEが関与するI型アレルギーである。
  • 小児に多いが成人にもみられ、有病率は増加傾向にある。
  • 重要用語: アトピー性皮膚炎, 環境因子, I型アレルギー, IgE, 遺伝的素因 を正確に理解しておくこと。
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