第13章 その他の領域 / E. 皮膚科疾患
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Question
問題 1356 心身症として適切でない疾患はどれか。
  1. 1本態性高血圧症不正解
  2. 2気管支喘息不正解
  3. 3うつ病正解!
  4. 4アトピー性皮膚炎不正解
Explanation
解説
1. [誤り]本態性高血圧症はストレスが血圧上昇に関与する代表的な心身症の一つである。精神的緊張やストレスが交感神経系を亢進させ、血圧上昇をきたす。心身症としての本態性高血圧症では、心理的要因が血圧の変動や治療抵抗性に大きく関わる。
2. [誤り]気管支喘息は心理的ストレスにより発作が誘発・増悪される代表的な心身症である。精神的ストレスが自律神経系のバランスを崩し、副交感神経優位となって気道収縮を引き起こす。情動変化や不安が喘息発作の誘因となることが臨床的に知られている。
3. [正解]**正しい(誤りの選択肢)。** うつ病は心身症ではなく精神疾患(気分障害)に分類される。心身症とは「身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的因子が密接に関与するもの」と定義されており、あくまで身体に病変のある疾患を指す。うつ病は精神疾患そのものであり、身体疾患ではないため心身症の定義に含まれない。神経症やうつ病など精神疾患は心身症から除外される。
4. [誤り]アトピー性皮膚炎はストレスにより症状が増悪する心身症の一つである。精神的ストレスが掻痒感を増強し、掻破行動を誘発して皮膚症状を悪化させる悪循環が生じる。心理療法がアトピー性皮膚炎の治療に補助的に用いられることもある。
Key Points
ポイント
  • 心身症は「身体疾患」であることが前提であり、うつ病などの「精神疾患」は心身症に含まれない。
  • 本態性高血圧症・気管支喘息・アトピー性皮膚炎はいずれも心理社会的因子により発症・増悪する代表的な心身症である。
  • 重要用語: 心身症, 身体疾患, うつ病は精神疾患, ストレス, 本態性高血圧症 を正確に理解しておくこと。
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