1. [誤り]CA125は卵巣癌の代表的な腫瘍マーカーであり、子宮筋腫で特異的に上昇するものではない。子宮内膜症では軽度上昇することがあるが、子宮筋腫との関連は乏しい。
2. [誤り]ヒトパピローマウイルス(HPV)感染が発症に関与するのは子宮頸癌(特にHPV16型・18型)であり、子宮筋腫の成因にはHPVは関係しない。
3. [誤り]子宮筋腫では不正性器出血をきたしやすい。特に粘膜下筋腫では子宮内膜面積が増大するため過多月経や不正出血が高頻度にみられ、鉄欠乏性貧血の原因となる。
4. [正解]子宮筋腫はエストロゲン依存性の良性腫瘍である。エストロゲンの作用により筋腫細胞が増殖し、性成熟期(30〜40歳代)に増大する。閉経後はエストロゲン分泌が減少するため筋腫は自然に縮小する。この性質を利用してGnRHアゴニスト(偽閉経療法)による薬物治療も行われる。