第13章 その他の領域 / D. 婦人科疾患
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Question
問題 1349 子宮筋腫について正しいのはどれか。
  1. 1CA125 が上昇する。不正解
  2. 2ヒトパピローマウイルス(HPV)感染が関係する。不正解
  3. 3不正性器出血をきたしにくい。不正解
  4. 4エストロゲン依存性疾患である。正解!
Explanation
解説
1. [誤り]CA125は卵巣癌の代表的な腫瘍マーカーであり、子宮筋腫で特異的に上昇するものではない。子宮内膜症では軽度上昇することがあるが、子宮筋腫との関連は乏しい。
2. [誤り]ヒトパピローマウイルス(HPV)感染が発症に関与するのは子宮頸癌(特にHPV16型・18型)であり、子宮筋腫の成因にはHPVは関係しない。
3. [誤り]子宮筋腫では不正性器出血をきたしやすい。特に粘膜下筋腫では子宮内膜面積が増大するため過多月経や不正出血が高頻度にみられ、鉄欠乏性貧血の原因となる。
4. [正解]子宮筋腫はエストロゲン依存性の良性腫瘍である。エストロゲンの作用により筋腫細胞が増殖し、性成熟期(30〜40歳代)に増大する。閉経後はエストロゲン分泌が減少するため筋腫は自然に縮小する。この性質を利用してGnRHアゴニスト(偽閉経療法)による薬物治療も行われる。
Key Points
ポイント
  • 子宮筋腫はエストロゲン依存性疾患。性成熟期に増大し、閉経後に縮小する。HPVは無関係(HPVは子宮頸癌)。
  • CA125は卵巣癌のマーカーであり子宮筋腫とは異なる。子宮筋腫は過多月経・不正出血をきたしやすい。
  • 重要用語: エストロゲン依存性, 子宮筋腫, 閉経後縮小, HPV, CA125 を正確に理解しておくこと。
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