1. [正解]マンモグラフィ(乳房X線撮影)は乳癌のスクリーニング検査として広く推奨されている。触診では発見困難な微小石灰化や早期病変の検出に優れており、40歳以上の女性に対して定期的な検診が勧められている。超音波検査と併用されることも多い。
2. [誤り]血性乳頭分泌は乳癌でみられることがあるが、全例にみられるわけではなく「多い」とはいえない。血性分泌は乳管内乳頭腫でもみられる。乳癌の主要症状は無痛性の硬い腫瘤の触知である。
3. [誤り]乳癌の約70%はエストロゲン受容体陽性でホルモン依存性であり、ホルモン非依存性が多いわけではない。ホルモン受容体陽性例ではタモキシフェンやアロマターゼ阻害薬などのホルモン療法が有効である。
4. [誤り]乳癌は乳房の外上部(C領域)に最も多く発生し(約50%)、乳輪付近の発生が多いわけではない。好発部位は外上部>内上部>外下部>内下部>乳輪部の順である。