第13章 その他の領域 / D. 婦人科疾患
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Question
問題 1347 乳癌について正しいのはどれか。
  1. 1腫瘤は痛みを伴う。不正解
  2. 2多くはホルモン依存性ではない。不正解
  3. 3自己検診は推奨されていない。不正解
  4. 4乳房の外上部の発生が多い。正解!
Explanation
解説
1. [誤り]乳癌の腫瘤は通常無痛性であり、痛みを伴わないことが特徴である。教科書には「腫瘤を触れる。乳頭分泌や湿疹様びらんをみることもある」と記載されており、痛みについては言及されていない。硬く動きにくい無痛性の腫瘤が乳癌の典型的所見である。痛みを伴う乳房腫瘤は良性疾患(乳腺症など)の可能性が高い。
2. [誤り]乳癌の多くはホルモン依存性(エストロゲン受容体陽性)である。教科書には「抗癌薬、ホルモン薬を使用することもある」と記載されており、ホルモン療法の有効性が示唆されている。エストロゲン受容体陽性の乳癌では、抗エストロゲン療法(タモキシフェンなど)やアロマターゼ阻害薬が有効である。約70~80%の乳癌がホルモン依存性である。
3. [誤り]乳癌の自己検診は早期発見のために推奨されている。月経終了後数日の時期に、鏡で視診(左右差、えくぼ徴候、乳頭陥凹など)、触診(腫瘤の有無、硬さ、可動性など)を行うことが推奨される。ただし、近年はマンモグラフィや超音波検査による定期検診がより重視されている。
4. [正解]乳癌は乳房の外上部(外側上方)に最も多く発生する。乳腺組織が最も多く分布している部位であり、乳癌の約50%が外上部に発生する。教科書には直接的な記載はないが、これは乳癌の基本的な疫学的特徴である。次いで内上部、外下部、内下部の順に多い。乳頭・乳輪部の発生は比較的まれである。
Key Points
ポイント
  • 乳癌は乳房の外上部に最も多く発生し(約50%)、無痛性の硬い腫瘤として触知される。
  • 多くはホルモン依存性であり、ホルモン療法が有効である。
  • 重要用語: 乳癌, 外上部好発, 無痛性腫瘤, ホルモン依存性, 自己検診 を正確に理解しておくこと。
乳房の部位乳癌発生頻度
外上部約50%(最多)
内上部約20%
外下部約10%
内下部約5%
乳頭・乳輪部約5%
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