第13章 その他の領域 / D. 婦人科疾患
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Question
問題 1346 子宮内膜症について正しいのはどれか。
  1. 1月経痛を起こしやすい。正解!
  2. 2不妊の原因として頻度は低い。不正解
  3. 3卵巣に病変がみられることは少ない。不正解
  4. 4ホルモン補充療法が行われる。不正解
Explanation
解説
1. [正解]子宮内膜症は子宮内膜組織が子宮外に存在し、月経周期に応じて出血・炎症を繰り返す疾患である。異所性内膜が月経時に出血するため強い月経痛(月経困難症)を呈し、これが最も特徴的な症状である。進行すると月経時以外にも慢性骨盤痛や性交痛がみられるようになる。
2. [誤り]子宮内膜症は不妊の原因として非常に重要であり、頻度は低くない。子宮内膜症患者の約30〜50%に不妊が合併するとされ、骨盤内癒着や卵管閉塞、卵巣機能障害などが不妊の機序となる。
3. [誤り]卵巣は子宮内膜症の好発部位の一つであり、卵巣に病変がみられることは多い。卵巣にチョコレート嚢胞(子宮内膜症性嚢胞)を形成することが特徴的で、古い血液が貯留して暗褐色のチョコレート様の内容液となる。
4. [誤り]子宮内膜症の治療にはGnRHアゴニスト(偽閉経療法)や低用量ピル(LEP)、ジエノゲストなどのホルモン療法が行われるが、ホルモン補充療法(HRT)とは異なる。HRTは更年期障害の治療に用いるもので、むしろエストロゲン投与は子宮内膜症を悪化させうる。
Key Points
ポイント
  • 子宮内膜症の3大特徴: 月経困難症(月経痛)、不妊、チョコレート嚢胞。いずれも頻度が高い。
  • 治療はGnRHアゴニスト(偽閉経療法)や低用量ピルなどであり、ホルモン補充療法(HRT)とは明確に区別すること。
  • 重要用語: 子宮内膜症, 月経困難症, チョコレート嚢胞, 不妊, GnRHアゴニスト を正確に理解しておくこと。
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