第13章 その他の領域 / D. 婦人科疾患
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Question
問題 1336 月経痛を起こしやすい疾患はどれか。
  1. 1子宮内膜症正解!
  2. 2子宮後転症不正解
  3. 3慢性付属器炎不正解
  4. 4子宮体癌不正解
Explanation
解説
1. [正解]子宮内膜症は子宮内膜組織が子宮外(卵巣・腹膜・ダグラス窩など)に存在する疾患である。月経時に異所性内膜も出血・炎症を起こすため、強い月経痛(月経困難症)を特徴的に呈する。進行すると骨盤内癒着を形成し、卵巣にチョコレート嚢胞(子宮内膜症性嚢胞)が生じる。不妊の原因にもなる。
2. [誤り]子宮後転症は子宮が後方に傾いた位置異常であるが、通常は月経痛の主要な原因とはならない。多くは無症状で経過する。
3. [誤り]慢性付属器炎は卵管・卵巣の慢性炎症で下腹部痛や腰痛を呈することがあるが、月経周期に一致した月経痛とは異なる。持続的または反復する骨盤痛が特徴である。
4. [誤り]子宮体癌の主症状は不正性器出血・過多月経・異常帯下であり、月経痛が主たる症状ではない。閉経後の不正出血が発見の契機となることが多い。
Key Points
ポイント
  • 子宮内膜症は月経困難症(月経痛)の最も重要な器質的原因である。異所性内膜の月経時出血が疼痛の原因。
  • 月経困難症は機能性(器質的疾患なし)と器質性(子宮内膜症・子宮腺筋症・子宮筋腫など)に分類される。
  • 重要用語: 子宮内膜症, 月経困難症, チョコレート嚢胞, 異所性内膜 を正確に理解しておくこと。
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