1. [正解]子宮筋腫は50歳以後ではなく30〜40歳代の性成熟期に好発する。子宮筋腫はエストロゲン依存性の良性腫瘍であり、エストロゲン分泌が盛んな性成熟期に増大する。閉経後はエストロゲン低下に伴い筋腫は縮小する傾向がある。したがって50歳以後に好発するという記述は誤りである。
2. [誤り]子宮筋腫は子宮平滑筋由来の良性腫瘍であり、悪性(子宮肉腫)に変化することは非常にまれである。長期間のフォローアップで肉腫が疑われる場合は急速な増大がみられることが多い。
3. [誤り]子宮筋腫は子宮体部に好発し、約95%が体部に発生する。発生部位により漿膜下筋腫・筋層内(壁内)筋腫・粘膜下筋腫に分類される。
4. [誤り]粘膜下筋腫は子宮内膜直下に発生し、内膜面積を増大させるため過多月経(月経過多)を伴いやすい。過多月経により鉄欠乏性貧血を引き起こすことが多い。