1. [誤り]静脈麻酔はプロポフォールやチオペンタールなどの麻酔薬を静脈内に投与し、中枢神経に作用させて意識を消失させる全身麻酔法である。作用発現が速く30秒以内に麻酔効果が発現する。
2. [正解]硬膜外麻酔は硬膜外腔に局所麻酔薬を注入して脊髄神経伝達を可逆的に遮断する局所麻酔(区域麻酔)である。意識は保たれたまま、目的とする領域の鎮痛と筋弛緩が得られる。頸部から会陰部まで幅広い範囲に適用可能で、術後鎮痛や慢性疼痛管理にも応用される。カテーテル留置により長時間の持続麻酔が可能である。
3. [誤り]吸入麻酔は揮発性麻酔薬やガス性麻酔薬を吸入させ、肺胞から血中に移行して中枢神経に作用し意識を消失させる全身麻酔法である。
4. [誤り]直腸麻酔は直腸粘膜から麻酔薬を吸収させて全身に作用させる全身麻酔法であり、意識は消失する。主に小児に用いられることがある。