第13章 その他の領域 / B. 一般外科
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Question
問題 1316 肩関節の腱板損傷が多いのはどれか。
  1. 1棘上筋正解!
  2. 2肩甲下筋不正解
  3. 3棘下筋不正解
  4. 4小円筋不正解
Explanation
解説
1. [正解]棘上筋は腱板損傷で最も損傷頻度が高い筋である。棘上筋腱は肩峰と上腕骨大結節の間を通過しており、肩関節の挙上動作時にこれらの構造に挟まれやすい(インピンジメント)。加齢による腱の変性も加わり、断裂が最も起こりやすい部位である。棘上筋腱の変性・断裂は中高年に多い。
2. [誤り]肩甲下筋は腱板の前方構成要素で、肩関節の内旋に関与する。腱板損傷における単独損傷の頻度は棘上筋より低いが、広範囲断裂では損傷に含まれることがある。
3. [誤り]棘下筋は腱板の後方構成要素で、肩関節の外旋に関与する。棘上筋に次いで損傷頻度が高いが、単独損傷は比較的まれである。
4. [誤り]小円筋は腱板の後下方構成要素で、肩関節の外旋に補助的に関与する。腱板構成筋の中で損傷頻度は最も低い。 | 筋名 | 位置 | 主な作用 | 損傷頻度 | |:---|:---|:---|:---| | 棘上筋 | 上方 | 外転(初動) | 最多 | | 棘下筋 | 後方 | 外旋 | 2番目 | | 肩甲下筋 | 前方 | 内旋 | 3番目 | | 小円筋 | 後下方 | 外旋(補助) | 最少 | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 腱板構成筋と損傷頻度の比較</p>
Key Points
ポイント
  • 腱板は「棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋」の4筋で構成され、最も損傷頻度が高いのは棘上筋である。
  • 棘上筋腱は肩峰下で挟まれやすく(インピンジメント症候群)、加齢変性も加わり断裂しやすい。
  • 重要用語: 腱板, 棘上筋, インピンジメント症候群, 回旋筋腱板 を正確に理解しておくこと。
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