1. [誤り]頸椎損傷では不安定な頸椎をカラーやハローベストなどで固定し、二次的な脊髄損傷を予防することが重要である。頸部の安静と保護は急性期管理の基本となる。
2. [誤り]脊髄損傷では自律神経障害により体温調節機能が障害されるため、体温管理が重要となる。損傷高位以下では発汗機能が低下し、環境温度の影響を受けやすくなる(ポイキロサーミア)。
3. [誤り]長期臥床による褥瘡を予防するため、定期的な体位変換(2時間ごとが目安)が必要である。特に頸椎損傷による四肢麻痺では自力での体動が不可能なため、看護ケアとして体位変換を行う。
4. [正解]脊髄損傷急性期の排尿障害(尿閉)に対し、持続導尿(バルーンカテーテル留置)は尿路感染症のリスクが高いため推奨されない。標準的な管理法は間欠的導尿(清潔間欠導尿:CIC)であり、膀胱の感染リスクを低減しながら定期的に排尿を行う方法が適切とされる。