1. [誤り]出血性ショックでは循環血液量の減少により脳への有効血流量が低下し、酸素供給が不足するため意識障害が生じる。軽度の意識混濁から昏睡まで程度はさまざまである。
2. [誤り]循環血液量が減少すると心拍出量を維持するため交感神経系が賦活され、代償性に心拍数が増加して頻脈となる。これはショックの早期徴候の一つである。
3. [誤り]循環血液量の減少に伴い心拍出量が低下するため、血圧は低下する。収縮期血圧90〜100mmHg以下でショックを疑う。
4. [正解]出血性ショックでは腎血流量が著しく低下するため、糸球体濾過量が減少し尿量は減少(乏尿〜無尿)する。頻尿はみられず、むしろ尿量減少が重要な指標となる。バルーンカテーテルを留置して時間尿量をモニタリングすることがショック管理において必須である。