1. [正解]出血性ショックは循環血液量の約1/3(約30〜40%)が急速に失われた場合に発生する。成人の循環血液量は体重の約1/13(体重70kgで約5L)であるため、約1.5〜2Lの急速な出血でショック状態に陥る。ショック指数(心拍数/収縮期血圧)1.0で循環血液量の10〜20%の不足、1.5以上で40〜50%の不足に相当する。
2. [誤り]循環血液量の約1/5(約20%)程度の出血では、交感神経系の代償機構により血圧や心拍出量がある程度維持されるため、通常はショックには至らない。
3. [誤り]循環血液量の約1/7(約14%)程度の出血は軽度であり、献血量(400mL)に近い量で、通常ショックにはならない。
4. [誤り]循環血液量の約1/10(約10%)はごく少量の出血に相当し、生体の代償機構で十分対応できる範囲である。
| ショック指数 | 循環血液の不足量 | ショックの程度 |
|:---|:---|:---|
| 0.5 | 正常 | なし |
| 1.0 | 10〜20% | 軽度(II) |
| 1.5 | 30〜50% | 重度(III〜V) |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: ショック指数と循環血液不足量の関係</p>