第13章 その他の領域 / A. 小児科疾患
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Question
問題 1292 2003/3/9度方式で、大声で呼びかけると開眼する意識状態はどれか。
  1. 13不正解
  2. 210不正解
  3. 320正解!
  4. 430不正解
Explanation
解説
1. [誤り]JCS 3はI桁(刺激しないでも覚醒している)の範囲であり、「自分の名前、生年月日が言えない(見当障害がある)」状態を示す。だいたい意識清明だが、いまひとつはっきりしない軽度の意識障害である。大声で呼びかける必要はなく、すでに覚醒している状態である。
2. [誤り]JCS 10はII桁(刺激すると覚醒する)の最も軽い状態で、「普通の呼びかけで容易に開眼する」状態である。合目的な運動(「右手を握れ、離せ」などの命令に対し)をするし、言葉も出るが間違いが多い。大声や体を揺さぶる必要はなく、普通の声で十分である。
3. [正解]JCS 20は「大きな声または身体を揺さぶることにより開眼する」状態である。教科書の表13-4(日本昏睡尺度)に明記されており、II桁(刺激すると覚醒する)の中等度の意識障害に相当する。普通の呼びかけでは反応せず、より強い刺激(大声や体動揺)が必要な状態である。
4. [誤り]JCS 30はII桁の最も重い状態で、「痛み刺激を加えつつ呼びかけを繰り返すと、かろうじて開眼する」状態である。大声や体を揺さぶるだけでは不十分で、痛み刺激を併用してようやく開眼する、より重度の意識障害である。
Key Points
ポイント
  • 日本昏睡尺度(JCS, 3-3-9度方式)はI桁(刺激なしで覚醒)、II桁(刺激で覚醒)、III桁(刺激でも覚醒しない)の3段階に大別され、各段階がさらに3分類される。
  • JCS 20は「大きな声または体を揺さぶることで開眼する」中等度の意識障害である。
  • 重要用語: JCS, 3-3-9度方式, 意識レベル, II桁, 大声で開眼 を正確に理解しておくこと。
意識レベルJCS状態
I桁(覚醒)1いまひとつはっきりしない
2見当障害がある
3名前・生年月日が言えない
II桁(刺激で覚醒)10普通の呼びかけで開眼
20**大声・体を揺さぶると開眼**
30痛み刺激+呼びかけで開眼
III桁(覚醒しない)100痛み刺激に払いのける
200痛み刺激で少し動く
300痛み刺激に反応なし
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