1. [誤り]アニサキスはサバだけでなく、イカ・サケ・アジ・サンマなど多くの魚介類に寄生している。イカは特にアニサキスの重要な感染源の一つであり、生食で十分に発症しうる。
2. [誤り]アニサキス症は一度発症しても再感染が起こりうる。むしろ初回感染で体内にアニサキスに対するIgE抗体が産生されるため、再感染時にはアレルギー反応がより強くなり、アナフィラキシーを起こすリスクが高まる。
3. [正解]アニサキスの幼虫は-20度以下の冷凍で死滅するため、食材を-20度・48時間以上冷凍することで予防できる。加熱(70度以上で瞬時、60度以上で1分以上)も有効である。しめさば等の酢漬けでは死滅せず、生食に近い状態で摂取するリスクが高い点に注意が必要である。
4. [誤り]アニサキス症は細菌感染症ではなく、アニサキス(線虫類の幼虫)による寄生虫感染症である。したがって抗菌薬は無効であり、内視鏡的な虫体摘出が治療の中心となる。