第12章 リウマチ性疾患・膠原病 / B. 膠原病
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Question
問題 1287 アナフィラキシーを最も起こしやすい疾患はどれか。
  1. 1血清病不正解
  2. 2食物アレルギー正解!
  3. 3アレルギー性鼻炎不正解
  4. 4アレルギー性接触皮膚炎不正解
Explanation
解説
1. [誤り]血清病はIII型アレルギー(免疫複合体型)であり、異種たんぱく質注射後に免疫複合体が組織に沈着して発症する。発熱・関節痛・蕁麻疹・リンパ節腫脹が症状で、アナフィラキシーとは機序が異なる。
2. [正解]食物アレルギーはアナフィラキシーの最も多い原因である。食物摂取後に急速にI型アレルギー反応が全身性に進行し、蕁麻疹・呼吸困難(喉頭浮腫・気管支攣縮)・血圧低下・意識障害をきたしアナフィラキシーショックに至ることがある。乳幼児では卵・牛乳・大豆が三大アレルゲンであり、成長に伴い小麦・魚介類・そばなどの陽性率が高くなる。
3. [誤り]アレルギー性鼻炎はI型アレルギーであるが、症状は鼻腔粘膜に限局することが多く(くしゃみ・鼻水・鼻づまり)、全身性のアナフィラキシーに至ることは稀である。
4. [誤り]アレルギー性接触皮膚炎はIV型アレルギー(遅延型)であり、感作T細胞が関与する局所の皮膚炎症反応である。IgEを介さないためアナフィラキシーの原因とはなりにくい。
Key Points
ポイント
  • 食物アレルギーはアナフィラキシーの最も多い原因であり、重症例ではアナフィラキシーショックに至る
  • アナフィラキシーショックの第一選択治療はアドレナリン(エピネフリン)の筋肉注射である
  • アレルギーの型により全身反応のリスクが異なる:I型は全身性反応をきたしやすく、IV型は局所反応が主体
  • 重要用語: 食物アレルギー, アナフィラキシー, I型アレルギー, アドレナリン筋注, 三大アレルゲン を正確に理解しておくこと。
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