1. [誤り]血清病はIII型アレルギー(免疫複合体型)であり、異種たんぱく質注射後に免疫複合体が組織に沈着して発症する。発熱・関節痛・蕁麻疹・リンパ節腫脹が症状で、アナフィラキシーとは機序が異なる。
2. [正解]食物アレルギーはアナフィラキシーの最も多い原因である。食物摂取後に急速にI型アレルギー反応が全身性に進行し、蕁麻疹・呼吸困難(喉頭浮腫・気管支攣縮)・血圧低下・意識障害をきたしアナフィラキシーショックに至ることがある。乳幼児では卵・牛乳・大豆が三大アレルゲンであり、成長に伴い小麦・魚介類・そばなどの陽性率が高くなる。
3. [誤り]アレルギー性鼻炎はI型アレルギーであるが、症状は鼻腔粘膜に限局することが多く(くしゃみ・鼻水・鼻づまり)、全身性のアナフィラキシーに至ることは稀である。
4. [誤り]アレルギー性接触皮膚炎はIV型アレルギー(遅延型)であり、感作T細胞が関与する局所の皮膚炎症反応である。IgEを介さないためアナフィラキシーの原因とはなりにくい。