1. [誤り]ブドウ膜炎はベーチェット病やサルコイドーシスに特徴的な眼合併症であり、全身性硬化症の代表的合併症ではない。ベーチェット病では四大主症状の一つとして重症化すると失明に至る。
2. [誤り]ネフローゼ症候群は全身性エリテマトーデス(SLE)のループス腎炎でみられやすい合併症である。全身性硬化症でも腎病変(強皮症腎クリーゼ)は重篤だが頻度は高くなく、最多の合併症ではない。
3. [正解]全身性硬化症(強皮症)では食道の平滑筋が線維化し、食道蠕動運動の低下と下部食道括約筋圧の低下が生じるため、逆流性食道炎が最も高頻度にみられる合併症である。消化管病変は強皮症患者の約90%にみられ、嚥下困難や胸やけなどの症状が出現する。小腸の線維化による下痢や便秘もみられる。
4. [誤り]シェーグレン症候群は他の膠原病に二次性に合併することがあるが、全身性硬化症において最も多い合併症は逆流性食道炎である。