第12章 リウマチ性疾患・膠原病 / B. 膠原病
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Question
問題 1278 膠原病と所見の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1全身性硬化症―――――――――ソーセージ様手指正解!
  2. 2全身性エリテマトーデス――――陰部潰瘍不正解
  3. 3ベーチェット病――――――――ヘリオトロープ疹不正解
  4. 4皮膚筋炎―――――――――――蝶形紅斑不正解
Explanation
解説
1. [正解]全身性硬化症(強皮症)では皮膚硬化の初期段階として手指の浮腫性腫脹がみられ、ソーセージ様手指と呼ばれる。四肢末梢部から対称性に体幹へ硬化が広がり、やがて顔面は仮面様になる。この手指の浮腫性変化は強皮症を疑う重要な初期所見である。
2. [誤り]陰部潰瘍はベーチェット病の四大主症状の一つであり、SLEの特徴的所見ではない。SLEでは蝶形紅斑(バタフライラッシュ)が特徴的な皮膚所見である。
3. [誤り]ヘリオトロープ疹(上眼瞼の浮腫を伴った紫紅色の紅斑)は皮膚筋炎に特徴的な所見であり、ベーチェット病ではない。ベーチェット病の眼症状はぶどう膜炎である。
4. [誤り]蝶形紅斑は全身性エリテマトーデス(SLE)の特徴的皮膚所見であり、皮膚筋炎ではない。皮膚筋炎ではヘリオトロープ疹やゴットロン徴候(手指関節背面の紫紅色丘疹)がみられる。
Key Points
ポイント
  • 膠原病の皮膚所見の組合せは頻出であり、各疾患と特徴的所見を正確に対応させて覚えることが重要
  • 選択肢2~4はそれぞれ疾患名と所見が入れ替わった「ひっかけ」であり、正しい組合せを確実に整理しておく
  • 重要用語: ソーセージ様手指, 蝶形紅斑, ヘリオトロープ疹, ゴットロン徴候, 陰部潰瘍 を正確に理解しておくこと。
膠原病特徴的皮膚所見
全身性硬化症ソーセージ様手指、仮面様顔貌、皮膚硬化
全身性エリテマトーデス蝶形紅斑、日光過敏症
皮膚筋炎ヘリオトロープ疹、ゴットロン徴候
ベーチェット病口腔アフタ性潰瘍、結節性紅斑、外陰部潰瘍
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