第12章 リウマチ性疾患・膠原病 / B. 膠原病
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Question
問題 1277 全身性エリテマトーデスについて誤っているのはどれか。
  1. 1女性に多い。不正解
  2. 2白血球が増加する。正解!
  3. 3抗核抗体が陽性である。不正解
  4. 4蝶形紅斑を認める。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]SLEは男女比約1:9~10と圧倒的に女性に多く、特に20~40代の妊娠可能年齢の女性に好発する。エストロゲンなどの女性ホルモンが免疫系に影響を与え、発症に関与すると考えられている。
2. [正解]SLEでは白血球は増加ではなく減少する。自己抗体(抗白血球抗体、抗リンパ球抗体)による白血球破壊が原因であり、白血球減少(4,000/μL以下)やリンパ球減少はSLEの分類基準にも含まれる重要な血液学的所見である。
3. [誤り]抗核抗体はSLEのほぼ全例(95%以上)で陽性となり、スクリーニング検査として重要である。さらに抗dsDNA抗体や抗Sm抗体はSLEに対する特異度が高く、確定診断の根拠となる。
4. [誤り]蝶形紅斑(バタフライラッシュ)は鼻梁から両頬部にかけて蝶の形に広がる紅斑で、SLEの最も特徴的な皮膚所見である。日光曝露により増悪することが多く、日光過敏症もSLEに特徴的である。
Key Points
ポイント
  • SLEでは白血球は減少し増加ではない。自己免疫機序による血球破壊が原因で、貧血・血小板減少もみられる汎血球減少をきたしうる
  • SLEの主要所見:蝶形紅斑、抗核抗体陽性、白血球減少、補体低下、若年女性好発を一連のセットで覚える
  • 重要用語: SLE, 白血球減少, 蝶形紅斑, 抗核抗体, 女性好発 を正確に理解しておくこと。
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