1. [誤り]ベーチェット病では口腔粘膜の再発性アフタ性潰瘍が四大主症状の一つであり、ほぼ全例にみられる。繰り返し出現する有痛性の潰瘍が特徴で、最も頻度が高い症状である。
2. [正解]多発性筋炎では近位筋群(上腕・大腿・肩・腰帯筋など体幹に近い筋)の対称性筋力低下が特徴であり、遠位筋の筋力低下は特徴的ではない。近位筋優位の筋力低下により、階段昇降困難・腕の挙上困難などが初発症状として現れやすい。
3. [誤り]全身性硬化症(強皮症)ではレイノー現象がしばしば初発症状としてみられる。寒冷刺激やストレスにより手指の細小血管の攣縮が生じ、白色→暗紫色→紅潮と色調が変化する。全身性硬化症患者の約90%以上にみられる。
4. [誤り]シェーグレン症候群は涙腺と唾液腺の慢性炎症により分泌機能が低下する自己免疫疾患であり、涙腺障害によるドライアイ(乾燥性角結膜炎)と唾液腺障害によるドライマウスが二大症状である。