第12章 リウマチ性疾患・膠原病 / A. リウマチ性疾患
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Question
問題 1224 「63歳の女性。30年前に関節リウマチと診断された。両手の示指、中指にPIP関節屈曲、DIP関節過伸展の変形を認める。」本症例で、食事の際にスプーンが使いにくいと訴えた場合、最も適切な対応はどれか。
  1. 1スプーンの柄を太くする。正解!
  2. 2手指の筋力強化訓練を行う。不正解
  3. 3手関節の固定装具を作製する。不正解
  4. 4手指の関節可動域訓練を行う。不正解
Explanation
解説
1. [正解]関節リウマチによる手指変形でスプーンが使いにくい場合、柄を太くする自助具の工夫が最も適切である。柄を太くすることで把持しやすくなり、関節への負担を軽減しながら自立した食事が可能となる。
2. [誤り]関節リウマチでは活動期に無理な筋力強化訓練を行うと関節の炎症を悪化させる恐れがある。変形が固定した段階では筋力訓練より自助具の工夫が優先される。
3. [誤り]手関節の固定装具は安静目的には有効だが、スプーンの使用困難に対する最も適切な対応は自助具の工夫である。
4. [誤り]変形が固定した関節に対する関節可動域訓練は効果が乏しく、炎症を悪化させる可能性がある。
Key Points
ポイント
  • 関節リウマチのADL支援では関節保護の原則が重要で、自助具の工夫により関節負担を軽減する。
  • スプーンの柄を太くすることで把持力が増し、変形した手指でも使用しやすくなる。
  • 重要用語: 自助具、関節保護、柄の太いスプーン を正確に理解しておくこと。
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