第12章 リウマチ性疾患・膠原病 / A. リウマチ性疾患
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Question
問題 1223 「63歳の女性。30年前に関節リウマチと診断された。両手の示指、中指にPIP関節屈曲、DIP関節過伸展の変形を認める。」この手指変形はどれか。
  1. 1Z 変形不正解
  2. 2ボタン穴変形正解!
  3. 3槌指変形不正解
  4. 4尺側偏位不正解
Explanation
解説
1. [誤り]Z変形は母指のMCP関節過屈曲・IP関節過伸展の変形であり、示指・中指には生じない。
2. [正解]PIP関節屈曲・DIP関節過伸展の変形はボタン穴変形(ブートニエール変形)である。関節リウマチによる滑膜炎で中央索が断裂し、PIP関節が屈曲位に固定され、代償的にDIP関節が過伸展する。
3. [誤り]槌指変形(マレットフィンガー)はDIP関節が屈曲位に固定された変形であり、本症例とは逆のパターンである。
4. [誤り]尺側偏位はMCP関節で手指が尺側に偏位する変形であり、PIP・DIP関節の変形パターンとは異なる。
Key Points
ポイント
  • ボタン穴変形は関節リウマチに特徴的な手指変形で、PIP関節屈曲+DIP関節過伸展のパターンを示す。
  • 中央索断裂による機序で発生し、Z変形(母指)、尺側偏位(MCP関節)と区別する。
  • 重要用語: ボタン穴変形、中央索断裂、関節リウマチ を正確に理解しておくこと。
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