1. [誤り]関節リウマチは女性に多く、男女比は約1:3〜4である。20〜50歳代の女性に好発し、特に30〜50歳代にピークがある。女性ホルモン(エストロゲン)が自己免疫反応を促進する可能性が指摘され、妊娠中は軽快し産後に悪化する傾向がある。
2. [誤り]関節のこわばりは朝に最も強く(朝のこわばり)、日中の活動とともに徐々に改善する。夕方ではない。起床時に関節が硬く動かしにくく、1時間以上持続するのが特徴である。朝のこわばりは炎症性関節炎の最も重要な診断基準の一つである。
3. [正解]関節リウマチでは両側対称性の多関節腫脹が最も特徴的である。左右対称性に同じ関節(特に手指のPIP関節、MP関節、手関節)が同時期に腫脹する。この対称性分布が変形性関節症などの非対称性関節症との重要な鑑別点となる。
4. [誤り]関節リウマチでは近位指節間(PIP)関節や中手指節(MP)関節が好発部位であり、遠位指節間(DIP)関節は通常侵されない。DIP関節の腫脹はヘバーデン結節(変形性関節症)で特徴的である。この違いは両疾患の重要な鑑別点である。