1. [誤り]外反母趾は先の細い靴(ハイヒール、パンプスなど)を着用する習慣のある女性に圧倒的に多い疾患である。男性にはまれで、男女比は約1:10程度とされる。先天的な要素(開張足、扁平足)に環境要因(不適切な靴)が加わり発症する。
2. [正解]先の細い靴(とくにハイヒール、つま先の細いパンプス)の長期着用が外反母趾の最大の原因である。靴による母趾の外側への圧迫と、前足部への過度の荷重が母趾のMP関節での外反変形を引き起こす。生活習慣との密接な関連が指摘されている。
3. [誤り]保存療法(靴の変更、装具療法、運動療法)で改善しない場合や疼痛が強い場合には、手術療法(骨切り術、関節形成術など)の適応となる。重症例では手術により疼痛軽減と歩行機能改善が得られる。
4. [誤り]関節リウマチでは足部の変形として外反母趾を合併することがある。関節リウマチによる中足趾節(MTP)関節の破壊と変形により、二次的に外反母趾が生じる。関節リウマチの足部病変の一つとして重要である。