第12章 リウマチ性疾患・膠原病 / A. リウマチ性疾患
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Question
問題 1217 関節リウマチで正しいのはどれか。
  1. 1男性に多い不正解
  2. 2脂質異常症不正解
  3. 3朝のこわばり正解!
  4. 4汎血球減少不正解
Explanation
解説
1. [誤り]関節リウマチは女性に多く、男女比は約1:3〜4である。20〜50歳代の女性に好発し、特に30〜50歳代に発症のピークがある。女性ホルモン(エストロゲン)が自己免疫反応を促進する可能性が指摘されている。
2. [誤り]脂質異常症(高脂血症)は関節リウマチの特徴的症状ではない。関節リウマチは自己免疫性の慢性滑膜炎であり、脂質代謝とは直接関連しない。血液検査ではリウマトイド因子陽性、CRP上昇、赤沈亢進、貧血が特徴的である。
3. [正解]朝のこわばりは関節リウマチの最も特徴的な初期症状である。起床時に関節が硬く動かしにくく、30分以上(診断基準では1時間以上)持続することが特徴で、日中の活動により徐々に改善する。炎症性関節炎の最も重要な所見の一つである。
4. [誤り]汎血球減少(赤血球・白血球・血小板すべてが減少)は関節リウマチの典型的所見ではない。関節リウマチでは慢性炎症による貧血がみられることはあるが、白血球や血小板は正常〜増加することが多い。汎血球減少は再生不良性貧血や骨髄異形成症候群で特徴的である。
Key Points
ポイント
  • 関節リウマチの診断には朝のこわばり(1時間以上、6週以上持続)が最も重要な症状である
  • 女性優位(男女比1:3〜4)、20〜50歳代好発、対称性多関節炎が特徴
  • 脂質異常症や汎血球減少は関節リウマチの主症状ではなく、他疾患を示唆する
  • 重要用語: 朝のこわばり, 女性優位, 慢性滑膜炎, リウマトイド因子, 対称性関節炎 を正確に理解しておくこと。
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