1. [誤り]関節リウマチは女性に多く、男女比は約1:3〜4である。20〜50歳代の女性に好発し、特に30〜50歳代に発症のピークがある。女性ホルモン(エストロゲン)が自己免疫反応を促進する可能性が指摘されている。
2. [誤り]脂質異常症(高脂血症)は関節リウマチの特徴的症状ではない。関節リウマチは自己免疫性の慢性滑膜炎であり、脂質代謝とは直接関連しない。血液検査ではリウマトイド因子陽性、CRP上昇、赤沈亢進、貧血が特徴的である。
3. [正解]朝のこわばりは関節リウマチの最も特徴的な初期症状である。起床時に関節が硬く動かしにくく、30分以上(診断基準では1時間以上)持続することが特徴で、日中の活動により徐々に改善する。炎症性関節炎の最も重要な所見の一つである。
4. [誤り]汎血球減少(赤血球・白血球・血小板すべてが減少)は関節リウマチの典型的所見ではない。関節リウマチでは慢性炎症による貧血がみられることはあるが、白血球や血小板は正常〜増加することが多い。汎血球減少は再生不良性貧血や骨髄異形成症候群で特徴的である。