第12章 リウマチ性疾患・膠原病 / A. リウマチ性疾患
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Question
問題 1216 関節リウマチの関節外症状として適切でないのはどれか。
  1. 1間質性肺炎不正解
  2. 2皮下結節不正解
  3. 3血管炎不正解
  4. 4陰部潰瘍正解!
Explanation
解説
1. [誤り]間質性肺炎は関節リウマチの重要な関節外症状(肺病変)の一つである。肺の間質組織に炎症が生じ、進行すると肺線維症へ移行する。息切れ、乾性咳嗽が主症状で、予後不良因子の一つとされる。メトトレキサート治療中にも薬剤性間質性肺炎が生じうる。
2. [誤り]皮下結節(リウマトイド結節)は肘頭部、後頭部、アキレス腱などの骨突出部に好発する無痛性の硬い腫瘤で、関節リウマチの代表的な関節外症状である。病理学的にはフィブリノイド壊死を中心とする肉芽腫性病変で、診断基準の一つにも含まれる。
3. [誤り]リウマトイド血管炎は悪性関節リウマチ(malignant RA)でみられる重篤な関節外症状である。中小血管の壊死性血管炎により皮膚潰瘍、末梢神経障害、内臓病変などを引き起こす。レイノー現象や指趾の壊死もみられ、予後不良因子である。
4. [正解]陰部潰瘍(外陰部潰瘍)はベーチェット病の四大主症状の一つであり、関節リウマチの関節外症状ではない。ベーチェット病では口腔内アフタ性潰瘍、皮膚症状、眼のブドウ膜炎、陰部潰瘍が特徴的である。両者の鑑別に重要な所見である。
Key Points
ポイント
  • 関節リウマチの主な関節外症状は、間質性肺炎、皮下結節、血管炎、心膜炎、強膜炎、シェーグレン症候群、続発性アミロイドーシスなど
  • 陰部潰瘍はベーチェット病に特徴的で、関節リウマチとの重要な鑑別点である
  • 関節外症状の有無は予後に影響し、特に間質性肺炎と血管炎は予後不良因子である
  • 重要用語: 間質性肺炎, リウマトイド結節, リウマトイド血管炎, ベーチェット病, 陰部潰瘍 を正確に理解しておくこと。
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