1. [誤り]間質性肺炎は関節リウマチの重要な関節外症状(肺病変)の一つである。肺の間質組織に炎症が生じ、進行すると肺線維症へ移行する。息切れ、乾性咳嗽が主症状で、予後不良因子の一つとされる。メトトレキサート治療中にも薬剤性間質性肺炎が生じうる。
2. [誤り]皮下結節(リウマトイド結節)は肘頭部、後頭部、アキレス腱などの骨突出部に好発する無痛性の硬い腫瘤で、関節リウマチの代表的な関節外症状である。病理学的にはフィブリノイド壊死を中心とする肉芽腫性病変で、診断基準の一つにも含まれる。
3. [誤り]リウマトイド血管炎は悪性関節リウマチ(malignant RA)でみられる重篤な関節外症状である。中小血管の壊死性血管炎により皮膚潰瘍、末梢神経障害、内臓病変などを引き起こす。レイノー現象や指趾の壊死もみられ、予後不良因子である。
4. [正解]陰部潰瘍(外陰部潰瘍)はベーチェット病の四大主症状の一つであり、関節リウマチの関節外症状ではない。ベーチェット病では口腔内アフタ性潰瘍、皮膚症状、眼のブドウ膜炎、陰部潰瘍が特徴的である。両者の鑑別に重要な所見である。