1. [正解]出血傾向は関節リウマチの主要症状ではなく起こりにくい。むしろ炎症反応に伴い血小板は反応性に増加し、血液凝固能は亢進する傾向にある。出血傾向はDIC(播種性血管内凝固症候群)、血友病、白血病、血小板減少性紫斑病などでみられる所見である。
2. [誤り]朝のこわばりは関節リウマチの最も特徴的な初期症状である。起床時に関節が硬く動かしにくく、30分以上(診断基準では1時間以上)持続することが特徴的で、日中の活動により徐々に改善する。関節内の炎症性滑膜液貯留が原因である。
3. [誤り]関節リウマチでは手指のPIP関節、MP関節などの小関節を中心に、両側対称性の関節腫脹がみられることが最も特徴的である。左右対称性に同じ関節が同時期に腫脹することが診断の重要な手がかりとなる。
4. [誤り]慢性炎症を反映して赤沈値(赤血球沈降速度)は亢進する。炎症により血漿蛋白が増加し赤血球の凝集が促進されるため、沈降速度が速くなる。疾患活動性の評価指標として重要である。