1. [誤り]関節リウマチでは朝のこわばりが最も特徴的な初期症状である。起床時に関節が硬く動かしにくく、30分以上(診断基準では1時間以上)持続し、6週以上続くことが診断基準の一つである。関節内の炎症性滑膜液貯留が原因で、日中の活動により徐々に改善する。
2. [誤り]関節リウマチは女性に多く、男女比は約1:3〜4である。女性ホルモン(エストロゲン)が自己免疫反応を促進する可能性が指摘されている。閉経前後の女性での発症が多く、妊娠中は症状が軽快し、産後に悪化する傾向がある。
3. [誤り]関節リウマチの好発年齢は20〜40歳代(教科書では20〜50代)の比較的若年成人である。特に30〜50歳代の女性に最も多く発症する。小児期(若年性特発性関節炎)や高齢者でも発症するが、中年期が最多である。
4. [正解]関節リウマチは自己免疫機序による非化膿性の慢性滑膜炎であり、多発性の化膿性関節炎はみられない。化膿性関節炎は細菌(黄色ブドウ球菌など)の関節内感染により急性に発症し、関節内に膿が貯留する別の疾患である。関節リウマチでは滑膜液は炎症性だが無菌性である。