1. [誤り]スワンネック変形はPIP関節(近位指節間関節)の過伸展とDIP関節(遠位指節間関節)の屈曲を特徴とする手指変形で、関節リウマチに最も特徴的な変形の一つである。関節破壊と腱・靱帯の不均衡により生じる。白鳥の首に似た外観を呈する。
2. [誤り]ボタン穴変形(ボタニエール変形)はPIP関節の屈曲とDIP関節の過伸展を特徴とし、関節リウマチに特徴的な手指変形である。PIP関節の伸筋腱中央索の断裂により、PIP関節がボタン穴から突出したような外観を呈する。
3. [正解]デュピュイトレン拘縮は手掌腱膜(手掌筋膜)の線維性肥厚と短縮による手指の屈曲拘縮である。関節そのものの病変ではなく、腱膜の変化が原因で、環指・小指に好発する。糖尿病、アルコール性肝障害、外傷との関連が指摘され、関節リウマチとは病態が異なる。
4. [誤り]尺側偏位はMP関節(中手指節関節)で手指が尺側(小指側)に偏位する変形で、関節リウマチの最も特徴的な変形の一つである。関節破壊と腱の偏位により、手指全体が尺側に傾く外観を呈する。