1. [誤り]先天性股関節脱臼は女児に著しく多く、男女比は約1:8〜10である。骨盤が浅く靱帯が緩いという女性の解剖学的特性、さらに女性ホルモンの影響による靱帯弛緩が原因とされる。股関節の不安定性が出生時から存在する。
2. [誤り]関節リウマチは女性に多く、男女比は約1:3〜4である。女性ホルモン(エストロゲン)が自己免疫反応を促進する可能性が指摘されている。20〜50代の女性に好発し、閉経前後での発症が多い。
3. [誤り]変形性膝関節症は女性に多くみられる疾患である。肥満(荷重負荷の増大)、閉経後のエストロゲン低下による軟骨変性促進、筋力低下などが原因で、特に中高年女性に好発する。O脚変形との関連も強い。
4. [正解]痛風は男性に圧倒的に多い疾患で、男女比は約20:1〜30:1である。男性ホルモン(アンドロゲン)が尿酸の腎排泄を抑制する一方、女性ホルモン(エストロゲン)は尿酸排泄を促進するため、女性では閉経前は痛風が極めてまれである。中年男性に好発する。