1. [誤り]朝のこわばりは関節リウマチの最も特徴的な初期症状である。起床時に手指を中心とした関節が動かしにくく、通常30分以上(診断基準では1時間以上)持続する。関節内の炎症性浸出液貯留が原因で、日中の活動により徐々に改善する。
2. [誤り]関節リウマチでは両側対称性に多関節が腫脹するのが最大の特徴である。特に手指のPIP関節、MP関節、手関節に好発し、左右同じ関節が同時期に腫脹する。この対称性分布が診断の重要な手がかりとなる。
3. [誤り]リウマトイド結節(皮下結節)は肘頭、後頭部、アキレス腱などの圧迫部位にみられる無痛性の硬い腫瘤で、関節リウマチの診断基準の一つである。病理学的にはフィブリノイド壊死を中心とする肉芽腫性病変である。
4. [正解]関節リウマチではDIP関節(遠位指節間関節)は通常侵されない。主にPIP関節やMP関節が障害される。DIP関節の腫脹は変形性関節症のヘバーデン結節に特徴的である。この違いは鑑別診断上重要である。