第11章 神経疾患 / K. 機能性疾患
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Question
問題 1198 「36 歳の女性。以前から頭痛もちであった。最近、月に2 回くらい拍動性の頭痛が数時間以上続き、家事や子どもの面倒をみることができない。」痛みが出現した際の指導で正しいのはどれか。
  1. 1適度な運動を勧める。不正解
  2. 2うつむき姿勢を正す。不正解
  3. 3入浴を勧める。不正解
  4. 4患部を冷やす。正解!
Explanation
解説
1. [誤り]片頭痛発作時に運動を行うと血管拡張が促進され頭痛が悪化する。 運動は片頭痛の発作予防には有効とされるが、発作中は安静が基本であり運動は避けるべきである。
2. [誤り]うつむき姿勢を正すことは頸部の筋緊張を改善するため、緊張型頭痛の予防に有効であるが、片頭痛発作時の対応としては不適切である。 本症例は拍動性の頭痛であり、片頭痛への対応が必要である。
3. [誤り]入浴は全身の血管拡張を促すため片頭痛を悪化させる。 緊張型頭痛では入浴(温め)が筋弛緩に有効であるが、片頭痛では逆効果となる。
4. [正解]片頭痛発作時には患部を冷やすことが疼痛緩和に有効である。 冷却により拡張した頭蓋内外の血管が収縮し、拍動性の痛みが軽減する。暗い静かな部屋で安静にし、光・音刺激を避けることも重要である。 薬物療法としてはスマトリプタン(トリプタン製剤)やエルゴタミンなどの血管収縮薬が有効である。
Key Points
ポイント
  • 片頭痛発作時は冷却(血管収縮)・安静・暗所・睡眠が有効であり、運動・入浴は血管拡張を促すため避ける。
  • 36歳女性・拍動性頭痛・日常生活に支障というキーワードは片頭痛を強く示唆する。
  • 重要用語: 片頭痛, 冷却, 血管収縮, 拍動性頭痛, 安静・暗所 を正確に理解しておくこと。
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