1. [誤り]片頭痛発作時に運動を行うと血管拡張が促進され頭痛が悪化する。
運動は片頭痛の発作予防には有効とされるが、発作中は安静が基本であり運動は避けるべきである。
2. [誤り]うつむき姿勢を正すことは頸部の筋緊張を改善するため、緊張型頭痛の予防に有効であるが、片頭痛発作時の対応としては不適切である。
本症例は拍動性の頭痛であり、片頭痛への対応が必要である。
3. [誤り]入浴は全身の血管拡張を促すため片頭痛を悪化させる。
緊張型頭痛では入浴(温め)が筋弛緩に有効であるが、片頭痛では逆効果となる。
4. [正解]片頭痛発作時には患部を冷やすことが疼痛緩和に有効である。
冷却により拡張した頭蓋内外の血管が収縮し、拍動性の痛みが軽減する。暗い静かな部屋で安静にし、光・音刺激を避けることも重要である。
薬物療法としてはスマトリプタン(トリプタン製剤)やエルゴタミンなどの血管収縮薬が有効である。